★写真は、23日に本会議開きますの記者会見もようのものです
衆楽座さる芝居と異名をとります、二年ごとに繰り広げています、市議会役員選挙についての申し合わせ事項、いわゆる「ルールづくり」ですが、「役員選考委員会」で原案を作成し、各議員の意見を聞き、基本的には、6月議会最終日、あるいは、9月議会開会までには、全員の意見一致が見られるものに「成文化」して、議会事務局保存文章に仕上げ、その際に、記者会見などを通じて、可能な限り「市民の皆さんに公開する」という手法を取りたいとおもいます。
したがって、ルール作りについては、6月議会閉会後も、審査が出来るように「継続審査」とさせて頂きます。
5月28日の「中間報告」で、桑山市長が、行政当局だけでなく、議会までも「自分が思うようにする」という、姿勢を示している、今回の「議会人事に口ばしをいれている」ことを、具体的な問題を含めて、厳しく指摘をし、反省を求めてきたところです。
しかし、それを指摘した、翌日のマスコミ報道に、こんどは、6月10日に「再び資源環境型一部事務組合議会を招集する、この時期を逃すと、ゴミ処理施設建設計画が遅れ、市政に重大な停滞を招く」という趣旨の記事が出ました、私の頭のなかだけでなく、多くの議員は、これは、何ということだ、まだ、桑山市長は「議会に、挑戦状をたたきつけるのか」ということになりました。
こうした事態をうけて、私、末永が「白紙委任」という言葉に甘えて、私の、独断的な「判断」で、「桑山市長に決めてもらう。まかす、ゴミに関する一部事務組合議会の津山市議会選出の8人の議員は、市長が選任・決定をするように」とお願いの文章を送り届けました。私は、議員の多くの皆さんの気持ちの中に、市長には決定権がないのに、末永のやっていることは、おかしい、末永は領家に反対しているから、議員を作る気が無いのだ、とか、議員全体の責任がとわれるなど様々な意見があることは、承知をしています。
しかし、これは、私が「生半可な気持ちで言い出した訳ではない、私は、議員としての責任、私の市議会議員としての立場をかけて、腹をくくっての提案」であることを是非理解していただきたい。
6月4日に市長らに「申し入れ」をし、約20日が経過しましたが、当局から、何回か、人を変えての連絡がありましたが、率直に言いまして、「多少でも行き過ぎがあった」とかなど「当局のやり方」への反省のような言葉は、一言もなく、「市長には地方自治や条例の定めで出来ないことですから、ぜひ、議会で決めてほしい、ゴミ処理施設などの内容は、一部事務組合議会の中で大いに論議してください」という意味のことをいわれるだけてす。
そこで、私は、今までの桑山さんの行状記の「自治法に対する対応や解釈、議会に対する行政手腕などを見てきてきました、そして、この人ならば、必ず作ってくれる」と信じていますから、今回の措置を講じているともうしあげておきますから、その点は是非ご理解ください。
この点で考えてもらいたいのは、最初に指摘をしておきますが、ゴミ処理施設建設を領家に作るということでは、住民の会やわたしが、どんなに反対しても、やれますから、やります、と、断言してきたわけですから、遠慮することはない、どうど、ご自由にやって下さい、結果には反対しませんから」と申して、もう一度、市長に、ボールを投げ返し、桑山市長に作ってもらうという方針なんだと再度申し入れをしました。
したがって、6月定例会では、「あくまで、桑山市長が決めてくれると信じて、その結果をまたせてもらいます」という措置をこうじるために、私の気持ちでいえば、「廃案として、市長の判断をまつ」と言いたいのですか、ここからは、私の人間が「甘いところ」だろうとおもいます、こんな言い方をしなくてはならない、私の心の中が、市長に分からないとおもいますが「継続審査」という扱いにさせてもらいます。委員長としての、ある種の英断・判断ですと申しておきます。
ゴミの一部事務組合への議員選出と関係して、過去の論議で「領家に反対する議員は一部事務組合の議員ならない方が良い」など、およそ、賛成・反対の意見をだしあい、論議をして、より良い方向を作らなくてはいけない、という議会の任務を忘れた意見がありましたが、今でも、そんな考えがあるとすれば、果てしのない論議となり、何か月かけても、話し合い、全体が5月8日にかえることになると理解してください、と、各議員さんにお願いをしてきました。
さて、なぜ、私が「市長に8人の議員を作ってもらう」という、妙なことを持ち出したのか、「私の心のさけび」を申し上げておきます。
それは、今回の「役員選考のあり方」を見てみて、桑山さんの日常的な「政治のやり方」「あり方」と深く結びつき、これと平行して、市議会のあり方というか、議会の権限と任務、役割をしっかりと考えるべきだ、と思ったからです。
ゴミの一部事務組合のあり方、の桑山市長の「やり方」をみてきまして、自分の意にそわないものは、徹底して「排除する」という考えから出発し、あわせて、議会まで、自分が思うようにする、という、独裁的なやり口が見え隠れし、今回の「議会人事へ介入している」と感じているからです。これらは、絶対にあっては、ならないことだからです。
以前にも指摘したことですが、まず、福井副市長を辞めさせた件や人事異動ごとに見せている、桑山さんは、自分の気に食わないものは、徹底的に「排除する」という排除の論理で「市政を運営」しているといわなくてはなりません。
その具体的な姿は、三月議会でしたが、「松本議員と市長の、美作市の津山・英田圏域ゴミ広域化処理ブロックからの脱退の経緯、質問のあり方、について、にあらわれています。
このことは、二つの側面からの意見があり、一つは、あそこまでテーブルの下の話を質問したらいけない、というもの、と、もう一つは、あれはあれで良いではないか、とする意見とに分かれています、広く市民的にいえば、松本さんの方に軍配があがり、政治の専門家というか、議員などでは、やりすぎと批判がある、といえます。
私は、市長の「受け入れ方、答弁のあり方」に工夫が無いのが原因と考えています。そして、それを「てこ、にしての議会人事への介入、排除の論理を実践する」というのは、完全に間違いと思っています。
この問題の基本的な桑山市長がとった「政治手法」は、まず、管理者会議で、準備組合としての『規約案』をつくった、それは、正しいのですが、この「規約案を否決したら、組合から脱退とみなす』と当局が、議決権と地方自治の固有の権利を『完全に否定する』方針を決めて、それを、実践し、美作市を、実際に「脱退させた」わけです。
ここには、議会の議決権を無視してしまい、地方自治体としてのあり方までを否定することを、平気で、というか、ごく、当たり前のこととしてやられたわけです、そんなことができる市長ですから、一部事務組合議員の8人の選出などは、当然出来ると判断をしています。
この「議会まで自由にする、議決権を無視した」やり方に対して、間違いさに気が付かない、多くの人たちの存在があるということは、とても、怖い、とおもいます、いまでも、市長や当局の幹部は、私が指摘している「議決権への挑戦、地方自治の破壊の行動」といういみが、理解できないで、普通のこと、なんでもないことをした、と、考えておられるようで、たいへんなことだとおもっています。失礼ですが、議決権を否定された、議会の側も、桑山市長の「やり口を、正しいと思っている」とすれば、それこそ、議員自らが、議会の任務を放棄することになる、と、申し上げておきます。
桑山市長に、一部事務組合の議員を作ってもらうと、要請をし、桑山さんなら「つくれる」と、固く信じている課題の、もう一つの理由は、ゴミの処理施設の公募の条件として、最終処分場をつくる、ことがありましたが、
領家には、主灰・飛灰は入れないと、誰にも相談することなく「地元町内と協定」をしていました、これは、最終処分場のていを、なさない施設です。そのことを、本来は、適地選対委員会にさしもどす、また、市議会にも、報告をして了解をもらう必要が絶対にあります、が、そんなことは「しない」で、我が思うように「領家の土地を購入する」方向をしめしているわけですから、何でもできる市長、議決権など問題ではないと思われているといわなくてはなりませんし、また、あれだけの産廃があることが、ハッキリとしたわけですが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の定めなど、まったく、関係なく「い物である」と称して、「地権者が整理すれば、それで終わり」という、法律無視のことも、平気で、やろうとし、
その土地を高価な値段で買い上げる準備をしているわけです。こんな例をあげれば、切りがありません、この程度にしておきますが、こんな手法をとられる、桑山市長ですから、8人の議員の選出など、いとも、たやすく作ってくれると思っています。
総論としては、今の当局は、議会を「甘く見ている、なめている」と言わなくてはなりませんし、これをうける、議会の側も、もっと、ピリッとした「議決件、チェック機能としての議会の役割」を果たすひつようがある、なにでも、市長の、ごきげんとりや、おねだりの議会になってはいけないと思います。
随分前のことになりますが、難波議長という人がおりましたが、具体的な課題は「忘れました」が、今のように、当局に「緊張感がなくなり、議会を無視しはじめた」ことがあり、難波議長が「今度の議会は、質問通告なし、時間制限、質問項目、質問回数は無制限質問とする、1か月かける」と言い出し、本当に、そんな運営をしたんですね・・・びっくりしましたが、あわせて、若造であった私は「議会というところはすごいことができる」と興奮しました、感動でした、私がしゃべりたいからというのではありませんよ、間違わないようにしてください。そのありかたにより、予算や条例に反対とかではなくて、当局が、議会を「なめる」事はなくなり、当局には、とても緊張感が走ってきたものだ。
という問いかけをして、この課題での報告を終えました。結果として「継続審査」となりましたが、いつまで「継続」するか、色々とかんがえますが、一つだけの問題ですから、簡単かなとおもいますが、されど「ひとつ」ですね、、、残される課題は「あと一つ」ですが、荷が重すぎます。