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2010年2月1日「住民の会」から圏域組合管理者へ 「住民の会」との話し合いの申し入れ

津山圏域資源循環施設組合管理者と領家地区ゴミ処理場建設予定地の再考をもとめる住民の会の話し合いは「選挙後にする」という桑山さんの政治にたいして、「そんなことが会ってたまるものか」のもうしいれです。西野圏域組合議会議長も立会でした。
以下、申し入れなどを紹介します。

平成22年2月1日

津山圏域資源循環施設組合
管理者  桑山 博之 様 及び 副管理者各位様

         「領家地区ごみ処理場建設予定地の再考を求める会

「領家地区ごみ処理場建設予定地購入」について緊急申し入れ

私たち「領家地区ゴミ処理場建設予定地の再考を求める住民の会」(以下住民の会」)は、平成19年6月に「領家地区」が建設予定地と発表されて以来、一貫してその決定および事業推進に対し異議を申し上げてきました。特に、津山市議会の「津山市議会ごみ処理施設に関する調査特別委員会」などの調査により、「領家地区のゴミ処理場建設推進」には多くの瑕疵、問題があることは明らかになったところであります。

ご案内のように、貴職と私達との話し合いは、本年1月5日に持たれましたが、1時間の話し合い枠の中では、全く認識を共有できないままに、話し合いは「中断」(いわば休憩状態)したままです。

しかし、貴職らは、それらの経過を無視して、強引にも本年1月22日に「津山圏域資源循環施設組合臨時議会」を開催し、土地購入予算4億2千100万円を決めてしまいました。

当日の議会では、西野組合議会議長より、「話し合いの次回開催」が提案され調整もしていただきましたが、貴職らからの日時設定は津山市長選挙後になるとの連絡でした。

私達との「話し合いの結論が出ないまま」に、土地を購入したり、市長選挙では「三つ巴の選挙戦」が行われるのは明白なことであるにもかかわらず、「市長選挙後に話し合いを予定する」というのは、あまりにも非常識といわなくてはいけません。

このような態度は、到底許されることではないと考えています。

目の前の課題に真摯に向き合い対応することこそ広域行政を預かる貴職らの姿勢ではないのでしょうか。管理者としての資質と責任姿勢に不信を抱かずにはおられません。

また最近の「鏡野町・下原下地区と鏡野町行政及び一部事務組合執行部の話し合い」や鏡野町郷地区での「新クリーンセンター建設事業説明会」では、「住民の会」副会長・甲本有道氏個人の名前を挙げ、「事業の遅滞・混乱の原因は甲本氏個人にある」かのごとき説明を行っているようです。被害や心配を訴える住民を悪者扱いする姿勢は理解しがたい状況です。

今日までの経過をかんがみれば「ゴミ処理場建設は地元住民の意見を生かし全国のモデルとなるものをしましょう。」という桑山管理者の言葉は、結果としてうそであることは誰の目にも明らかです。

加えて副管理者においても隣接地区を含む自治体の長でありながら管理者に盲従し、住民の声を行政に反映する意思や姿勢が見えない事実は、行政に対する不信や不安を募らせる事態となっています。

わたしたち住民の会は調査特別委員会委員長の末永市議の仲介で、数回にわたり組合管理者会との話し合いに応じ、お互いの意見の溝が埋まることを期待しましたが、貴職らは「ごみ処理施設の必要性」のみを繰り返し述べるだけであり、私たちの「申し入れ」に対しての回答をしようとしていません。これでは、解決の糸口を見つけることはおろか、かえって行政の強引さや横暴さが目に付き失望感さえ感じております。

この問題はゴミ処理場施設建設問題とあわせ、行政の倫理観や住民に対する行政姿勢の問題にまで及んでいることを強く指摘したいと思います。

重ねて、私たちとの話し合いが「中断」のままで、土地買収をすべきではないことを申し上げ、これらの問題解決のために、
一、   住民の会との「話し合い」について、津山市長選挙後でなくて、市長選挙までに行うこと。よってごみ処理施設建設事業に関する「組合管理者会と住民の会」との話し合いを早急に再開すること。
二、    甲本有道氏にたいする「個人のプライバシー侵害と名誉を傷つけた行為」に対する責任を明らかにすること。
以上の内容を強く申し入れます。

平成22年2月1日

津山圏域資源循環施設組合議会
議長 西野 修平 様

        領家地区ごみ処理場建設予定地の再考を求める住民の会

「領家地区ごみ処理場建設」に関して、 組合管理者との話し合いに関する申し入れについてのお願い

いつもお世話になります。西野議長におかれましては、組合議会を通じて、津山圏域発展のため、また、私たち予定地住民に対しましても、目を向けていただき、何かとありがとうございます。

特に、先日の組合議会に際しましては、「管理者」と私たち「住民の会」との話合いが必要であると、その話し合いの再開に向けて、お骨折りいただきありがとうございました。

しかし、桑山管理者からの連絡は「話合いは市長選挙後に行なう」と言うもので、一同困惑しているところです。反対住民に理解を求めるといいながら、事業推進の方向だけはしっかり道筋をつけたあと、私たちとの話合いは、1ヶ月近くあと、やはり「やります」という形だけなのかと失望の思いです。しかも、今回の選挙は桑山市長のほかに、2名の候補者がおられると聞いています。ご自身が、再び管理者として、話し合いに望まれるとの前提での日時設定も理解できません。

西野議長におかれましては、『桑山管理者は、選挙前に、私たちとの「話合い」をすべきである』との立場で、これまでご尽力いただいたことは、私たちも承知していますが、重ねて、市長選挙前に「管理者会」と私たち「住民の会」との話し合いが実現しますことを、お願い申し上げます。

なお、別紙の「申し入れ書」は、組合管理者へ提出したものです、参考資料としてご覧ください。

この「申し入れ」のしゅしにより、話し合いの再開を求めて、ご尽力いただければ重ねての感謝申し上げるところです。

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